上位概念と下位概念

『上位概念』と『下位概念』ということば、聞いたことがありますか?

特許業界でよく耳にすることばです。
プログラミングにおける言語処理分野でも使われています。


上位概念と下位概念とは・・・

ある言葉が別の言葉の上位概念(じょういがいねん)であるとは、
ある言葉が、別の言葉を含む、より一般的、より総称的、より抽象的なものを指すときにいう。
また、このとき、別の言葉はある言葉の下位概念(かいがいねん)であるといい、
別の言葉はある言葉の指すもののうち、より特定の、より個別の、より具体的な一部のものを指す。

出典 - Wikipedia


たとえば
「生物」「植物」「果物」「りんご」という概念があったとすると、

「りんご」の上位概念は「果物」であり、
「果物」の上位概念は「植物」であり、
「植物」の上位概念は「生物」です。

下位概念は、その逆をたどって考えます。



broader concept subordinate concept


上位概念を意識して考えること



わたしは、上位概念と下位概念ということばは、
特許調査業務を担当したことをきっかけに、はじめて知りました。
それ以来、普段の生活でも上位概念について意識するようになりました。

また、どんな場面で上位概念の考え方が利用されているのか?
ということについても、同時に考えるようになりました。

そこで気づいたことが・・・

訴訟を行っているときに、弁護士や裁判官が話している場面
◆人がプレゼンを行っている場面

この場面での話し手は、
上位概念を意識しながら話していると感じたのです。


ものごとの上位に立って考える=視野を広げる



誰かに何かを説明したいとき、
いきなり具体例を持ち出して、ピンポイントで話し始めても、
聞き手は、なんのことを言っているのか理解できません。

まずは、どんなことを話そうとしているのか、から切り出し、
次第に具体的内容を詰めていくように話すと、説得力が増します。

論文を書くときやプレゼンをするとき、
まずいちばん最初に行うことが“アウトライン”を決めることでありますが、
これがつまり、
上位概念で内容を構成していくということなんだと思います。


なにか問題を解決しなければならないときでも、
個々のレベルで争っていたのでは、
解決のプロセスが分散してしまったりします。

しかし、ものごとの上位概念を捉えることができれば、
より広い視野で、多観点から考えることができるようになります

いったいなにを解決しなければならないのか?など、
問題の本質を即座に捉えることができ、より迅速な解決につながります


上位概念のテクニックを活用する



上位概念の考え方ができるようになると、
スマートな考え方ができるようになります

自身のスキルアップにもなりますし、活躍の幅も広がります。
結果、かしこくなれます!

コンサル業などにも必須のテクニックだと思っています。


上位概念のテクニックは、習得するには少し訓練が必要ですが、
身につけて損はないテクニックですので、
より多くの人びとに興味を持っていただけたらな、と思っています[notes]

なんといっても、かしこくなれます(しつこい!)


金沢の翻訳と通訳サービス会社IPOMOEAのFC2ブログランキング

金沢の翻訳サービス「office IPOMOEA」ブログピープルへのリンク
金沢を中心に翻訳サービスを展開するoffice IPOMOEAの公式ホームページです。
http://ipomoea.biz/
comments (0) | trackbacks (0) | posted by Yukina Miyazaki

翻訳家にとって大切なもの『手』と『目』

翻訳家の職業病のうちのひとつに腱鞘炎があります。

入力の作業により、手に大きな負荷がかかります。
キーボードと共に使用する腱鞘炎予防のグッズなども販売されています。

わたし自身は腱鞘炎になったことはないのですが、
よく困ることと言えば・・・

手が小さいので、
コピー&ペースト(Ctrl+C からの Ctrl+V)を繰り返した日は、
左手が固まって動かなくなります。

あとは、爪を切り過ぎて深爪とか。

入力するときに、じゃまになるので、
生まれてこのかた、ネイル屋にも行ったことがありません。

ちなみに、そんなキーボードは1年に1回のペースで壊れます。


翻訳家にとって大切な『手』と『目』



手の故障のほかに、よく悩まされるのが目の故障。
故障というか疲れ目ですね。

1日何時間もPCに向かっているので、
たいがいみなさん、常に疲れ目の状態です。

ディスプレイも、デュアルもしくはそれ以上が一般的なので、
浴びるブルーライトの量も2~3倍です。


そんな翻訳家が酷使しなければならない手と目のうち、
今日わたしは、酷使したわけでもなんでもなく、
“目もらい”を患ってしまいました。


目もらいの様子

なんだよ痛いじゃないか!
そしてなにより視界がわるい!
画面がすごく見づらいのです!

今日は作業効率が半減してしまいました。。。



季節のうつろい『秋と彼岸花』




彼岸花


昨日、知人が送ってきてくれた彼岸花の画像です。

すっかり秋ですね。
わたしがいちばん好きな季節です。

夜寝るとき、
タオルケットから布団に変わるときが、
なんとも言えない幸せな気分になります[heart04]



金沢の翻訳サービス会社IPOMOEAイポメアFC2ブログランキング

金沢の翻訳サービス「office IPOMOEA」ブログピープルへのリンク
金沢の翻訳サービス会社オフィスイポメアの公式ホームページです。
http://ipomoea.biz/
comments (0) | trackbacks (0) | posted by Yukina Miyazaki

翻訳に必要なこと『国語力』

英語から日本語に翻訳するときに大切なこと



英日翻訳を行うときに必要なこととして、

英語で書かれている内容をしっかり理解すること

のほかに、

その内容を日本語で正確に伝達すること

があげられます。


外国語で書かれた文章を、母国語に翻訳して母国の人に伝えたいとき、
文章の内容をしっかり理解できていても、
それを伝えることができなければ、意味がないのです。

つまり、外国語能力だけではなく、国語力も必要というわけです。



国語力を向上させるための努力




では、どうやったら国語力を磨けるのか?

そもそも、国語力があるというのはどういう状態なのか?


わたし個人的な感覚として、国語力がある人というのは、

★ボキャブラリー数が圧倒的に多い⇒訳語の選択肢が多い
★品詞それぞれの正しい使い方を知っている⇒ニュアンスを正確に伝達できる
★学校で国語の点数が高い(オマケ[sign01])


こんなイメージです。

上記の3つを満たしている人は、翻訳が上手な気がします。


実際の翻訳業務において



わたしも翻訳作業を行いながら、

「この単語には、この訳語が最適なのか?」
「ほかに、もっと適した言い方がないのか?」
「ここは、このニュアンスでいいのか?」

常に疑問を感じながら作業を行っています。


特に、技術翻訳業務においては、
翻訳者と校閲者のあとに、“チェッカー”なる人が控えています。
該当の分野における専門家です。

チェッカーは日本語に訳された文章を素読みします。
日本語だけを読んで、
正しい文章として成立しているかどうか(特に技術的に)を判断します。

訳語が誤っているときや、ニュアンスが違うときなどは、
日本語のなかでも論理破綻を起こしてしまうので、
それを指摘することにより、正確な文章に仕上げます。

そのほか、訳された日本語が読みやすいかどうかなどもチェックします。

つまり、国語的に正しいかどうかを確認しています。


国語の大切さ



『国語の点数が高い子は、ほかの教科の点数も高い』

といった興味深い現象も存在します。
これについてはまた、べつの機会にご紹介したいと思いますが、

わたし自身、国語力を磨くために日ごろ行っている些細な努力は、
新聞を隅々までじっくり読む ことです。

新聞に書かれている、うまい表現などを記憶するようにしています。


“どこどこがミサイルを発射!”

と、ひとことで言っても、複数回登場するニュースなどは、
回数ごとにパラフレーズされてゆくことが多いので、
それらをいっこずつ記憶していけば、
さまざまな表現(=国語力)を身につけることができます。


英日翻訳の話からは逸れていってしまいましたが、

国語力的引き出しが豊富な人は会話力的引き出しも豊富
な気がしてならないため、
日本語をしっかり勉強しないといけないな~と思う今日この頃です[notes]


母国語




金沢の翻訳サービス会社イポメアのFC2ブログランキング

金沢の翻訳サービス「office IPOMOEA」ブログピープルへのリンク
金沢の翻訳サービス会社office IPOMOEA(イポメア)の公式ホームページです。
http://ipomoea.biz/
comments (0) | trackbacks (0) | posted by Yukina Miyazaki

信じていることば 『二十歳の原点』より

迷ったとき
悩んだとき
辛いとき

困難を抱えたとき
壁にぶつかったとき

超えられそうにない山があるとき
渡れそうにない川があるとき

選択しなければならないとき
判断しなければならないとき
結果を出さなければならないとき

自分を奮起させなければならないとき
モチベーションが必要なとき


決まって思い出すことばがあります。



"常に状況を監視せよ
主体性を求めてやむな
すべての空間を己れのものとせよ
自己満足するなかれ"


~二十歳の原点 高野悦子 著~



とてもストイックですよね。
厳しすぎる、と言う人がいるかもしれない。


自分の目標とモチベーション



わたしは常に目標を高く掲げています

へこむことがあったとしたら、
そういうときはたいがい、頂点と比較してへこんでいる。

いつも上のレベルを目指している。
いまの自分には決して満足しない。

それが良いふうに作用するときもあれば、
悪いふうに作用するときもある。


でも、どんなときでも信念があると強いとおもう。
困難があるときには、その信念をベースに動けばよいのだから。
そうすれば、目標に対してもブレないでいられる。



二十歳の原点




金沢の翻訳と通訳サービス会社IPOMOEAのFC2ブログランキング

金沢の翻訳サービス「office IPOMOEA」ブログピープルへのリンク
金沢を中心に翻訳サービスを展開するoffice IPOMOEAの公式ホームページです。
http://ipomoea.biz/
comments (0) | trackbacks (0) | posted by Yukina Miyazaki

英作文のコツ「バックトランスレーション」

英作文を上達させるために



英作文をしていると、
自分が作った英文が正しいのかどうか、
不安に思うことがよくありますよね?

文法面で誤りがないかどうか?
単語のチョイスが適切かどうか?

気になる部分だと思います。


そういうときにオススメしたい方法が

「バックトランスレーション」です。

「逆翻訳」とも呼ばれます。


バックトランスレーション


「バックトランスレーション」とは・・・

ここでは英語と日本語を例にとると、
日本語(ソース言語)から英語(ターゲット言語)に訳した文章を
英語(ターゲット言語)から日本語(ソース言語)に訳し直す
ことを指します。

翻訳業界では、たとえば、
翻訳の依頼者がターゲット言語にあまり詳しくない場合、
正しく翻訳されているかどうかを確認することができないため、
「バックトランスレーション」されたソース言語を読んで、
正確に翻訳されていたかどうかを判断しています


自分が作った英文が正しいかどうかを確かめる



この「バックトランスレーション」の手法は、
英作文が正しくできているかどうかを確認する方法にも取り入れることができます

一般の語学学習者に適した方法としては
自分で作った英文を、“google 翻訳”にかけてみる
のが容易だと思います。

たとえば、こんな感じ。

バックトランスレーション例

自分が作った英文から訳された日本語を見たときに、

★言いたいことがちゃんと言えている
★正しい日本語として成立している

この2点を参考にすれば
ちゃんと英作文ができているかどうかを判断することができます

誤りや、なにかおかしいところや、不自然な部分があれば、
作った英文を見直して、もう一度“google 翻訳”にかけてもいいですし、
文法書やウェブで確認してもいいと思います。

「バックトランスレーション」は
ひとりでも手軽にできる英作文の検算方法です。


バックトランスレーション以外の確認方法



息子の話になりますが、彼は、
また別のやり方で、英作文の確認を行っています。

なにをやっているかというと・・・

Siri に向かって、自分で考えた英語で話しかけています。

siri


Siri がふつうに返答をしてくれれば、
“自分の英文が通じたんだな”というふうに判断しているようです。

ちなみに、この方法だと口頭での練習にもなるため、
発音が正しいかどうかも同時に確認することができます


当オフィス イポメアでも、英作文の添削サービスを行っていますが、
このように、自分ひとりで簡単にできる添削方法もありますよ[note]

それでも英作文の学習にお困りの際は、
いつでもお気軽にご相談くださいね[heart04]



金沢の翻訳と通訳サービス会社IPOMOEAのFC2ブログランキング

金沢の翻訳サービス「office IPOMOEA」ブログピープルへのリンク
金沢を中心に翻訳サービスを展開するoffice IPOMOEAの公式ホームページです。
http://ipomoea.biz/
comments (0) | trackbacks (0) | posted by Yukina Miyazaki

to top